北ア 雪倉岳・朝日岳〜栂海新道の予定でしたが

'11年05月26日(木)〜29日(日)

 本郷ガイド・K宮さんご夫妻・I東さん・K島さん・K玉さん そして私を含む7名は、雪倉から栂海新道を目差したのだが………
25日(水);12時頃、K玉さんを八王子でピックアップ。17時少し前に下山予定地の親不知観光ホテル前で本郷ガイドと合流。ホテル前の駐車場に本郷ガイドの車をデポ。下山したら本郷ガイドの車で栂池高原に置いた私の車を回収に行くという計画だったからである。
 白馬村北城にあるペンションに宿泊。夕食は、長野五輪の時、舟木選手もよく訪れたという「庄屋丸八」というお店へとタクシーの運転手さんに案内された。人手不足のようだ。注文した生ビールがなかなかやってこない。メニューが少ない上に、料理を頼むとそれは食材がないというのが多く、食べたいものが無かったのは残念であった。
26日(木);7:30、栂池高原スキー場駐車場(1日、300円)全員集合。食料などの共同装備を分担し、始発のゴンドラで栂池自然園へ。自然園から天狗原を目差す。通過するだけでも入場料1人300円が必要だ。自然園の大部分は未だ雪の下だが、雪解けの所にミズバショウが咲いてる。乗鞍岳への急登、乗鞍から白馬大池までの所は夏道が出ているが、池と接するところは雪壁で行く手が阻まれる。少し高巻いて大池山荘の所へ。2420m付近まで大池側の雪の上を辿り尾根上にでると夏道が出ている。

 小蓮華への登り。

 右に雪倉岳を望む。この辺りから、次第に雲が厚くなり陽射しも消え、風が出てくる。小蓮華を越えると雪も舞ってきた。時間がおしている、二重山稜になってるところでビバークも考えたのだが予定通り雪倉の避難小屋まで頑張ることにする。
 三国境への夏道が雪で覆われていたのでそのまま稜線上を辿ったので三国境の道標があるその少し上にでてしまった。本郷ガイドの指摘でそれと判る。雪倉への夏道は出ているが、部分的に雪で覆われている。鉢ヶ岳東面を巻く道は完全に雪の下となっている。稜線にはクラックの入った雪庇があり、斜面上には落ちた雪庇の大きなブロックが2つほどある。上を注意しながらトラバース。長居は無用。しかし、ペースは上がらない。何とか危険地帯を過ぎ、ハイマツこぎを交え最後の雪の斜面をトラバースすると夏道と避難小屋が視界に入った。19時頃やっと雪倉岳避難小屋に着いた。
 今回、スパッツを持ってこなかったので足首からの雪の進入で靴の中はビショビショだ。おまけに靴下のスペアもないので往生した。新品の雨具は具合が良かった。
 相変わらず、雨と激しい風が小屋に吹き付けている。
27日(金);4時起床。コーヒーとカニ雑炊の朝食。外は、相変わらずの雨そして風。ビバーク予定地黒岩平を目差し、雪倉岳の登りにかかる。雪倉岳山頂少し手前まで来た時、先行していた本郷ガイドが戻ってきた。山頂から朝日側へ下ってみたが、向こうは立っているのも大変なくらいな風の吹きようだ、とのことである。進むのは危険、小屋に戻り停滞。
 強風と雨は止みそうにない。取り敢えず水づくり。外の様子をうかがいながらコーヒー・お茶など。時間が恐ろしくゆっくりと流れている。ヒマであると。「少し外の様子が良くなったかに見えると行きたくなり、危険だ。停滞を決定づけるために飲もう。」と本郷ガイド。で、まーチビチビやり始めた。何か食べようと言うことになり、1時間おきぐらいに少しずつ有るものを食べようと言うことで、どん兵衛きつねうどんから始まり、マーボ春雨、又、どん兵衛というようにネ。種類が少ないので同じ物の繰り返しである。そして時は流れた。夕飯のカレーも皆さん食欲がない。
 外は相変わらずの強風と雨。夜になって少し治まったようにも感じたが。明日天気が良いようだったら、白馬岳・大雪渓経由で下山しようと本郷ガイドと話し合ってシュラフに入った。
28日(土);4:20頃、外に出てみる、霧雨、風は少し弱まったようだ。しかし、5時半頃又、風が強くなった。様子を見ながら下山の準備をする。6時半頃少し風が弱まったようだ。小屋を後にする。鉢ヶ岳のトラバースを終え、鉱山道分岐を過ぎる辺りから時折薄日が差してくる。三国境が視界に入り夏道が見えている。雨で雪がかなり減ったようだ。左の尾根を辿り、夏道へと出る。これで、1時間ほど短縮できた。小蓮華を越える頃から天気も良くなり、一瞬日本海が見えた。
 栂池高原から親不知へ。明日泊まる予定にしていた親不知観光ホテルで夕食はカ尽くし。カニ、食べ過ぎました。夕方から又、雨が。
 途中を省いてのゴール。栂海新道キセル縦走というところでしょうか。
29日(日);今日も雨。台風も上陸。無事下山してきて良かったと思います。ゆっくりと朝食を取り、カニを買って帰ることにしました。

  今朝水揚げされたズアイガニのゆでたてです。お店は、少し富山方面へ行ったところにある「大徳屋」さんです。
  
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seisho8611

Author:seisho8611
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出身;東京都
性別;男
趣味;登山・スキー・テンカラ釣り
   ・ランニング
(公社)日本プロスキー教師協会会員
   アルペンスキーステージⅡ
   INOUE K2 プロスキースクール所属
(公社)日本山岳ガイド協会認定
登山ガイドステージⅡ
アルパインクライミングガイド協会所属

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