槍ヶ岳・北鎌尾根

'10年09月17日(金)〜19日(日)
 学生時代からの山仲間であるA荻君と二人、北鎌尾根から槍ヶ岳に登ってきた。
かつて、A荻君の企画で北鎌尾根の計画があった。しかし、実施日とA荻君のご長男誕生とが重なり彼は北鎌行に参加できなかった。我々は、彼を除く4名で北鎌をやった。
 あれから36年。A荻君の宿題を片付けるべく急遽、二人で北鎌へと向かった。
16日(木):雨の降る17時30分、八王子駅南口にてA荻君をピックアップ。松本へ向かう。ホテル飯田屋泊。車は3日間飯田屋さんで預かってもらう。
17日(金):5時起床。雨は上がっていた。近くの松屋で朝食をすませ、6:01発の大糸線で穂高。そして、南安タクシーの乗り合いバスにて中房温泉へ。
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 07:45 中房温泉START。歩き始めると直ぐに汗が噴き出してくる。
 第二ベンチ 08:38
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 合戦小屋09:53 10分程休憩。燕山荘11:00着。稜線に出ると風が冷たい。
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 大天井ヒュッテ13;20着。途中からガスがかかり、槍の姿は見えなかった。汗が冷えて寒い。夕食までの間、布団の中にいた。夕食はトンカツ。
18日(土):3時起床。03:15、START。満天の星。オリオンが美しい。ヘッドランプの明かりを頼りに貧乏沢を降りる。中間点を少し過ぎたところで、濡れた倒木で私がスリップダウン!一寸焦った。出合が近づいた頃、夜が明け始めた。少々ガスっている。夜明けの霧は好天の兆しか。
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 北鎌沢出合06:25 15分ぐらい休憩し朝弁当を食べ、水(3?)を補給。
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 右俣を詰め北鎌のコルへ 08:50着。ハーネスを付け準備。
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 独標手前10:37着。独標の基部をまいて、残置スリングの下がった岩を回り込んだ所のガリーに入った。巻道を深追いしすぎるとマズイと思い。早めに上を目差したが、どうやら早まったらしい。凹角から上の岩稜を少し登ると古びたデージーチェーンがぶら下がった急な壁の下に出た。残置ハーケンにランニングとってそこを乗越し岩稜を進むと、独標のピークに飛び出した。GPSがピークを示している。稜上には、はっきりとした踏み跡がある。そこを辿って安定したところで休憩。此処で先行パーティを追い越した形になった。
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 12:32;P13辺りだろうか、前方に槍の穂先が見えるはずなのだが、先ほどから穂先はガスの中。姿を見せてはくれない。
 まあまあ順調に北鎌平にでる。このペースで行けば16時少し過ぎにはピークに立てそうな感じだ。相変わらず穂先はガスの中である。岩塊がかさなた尾根を辿り、穂先の下に着いた。左(天上沢側)よりにルートを取ると、白ペンキの目印が見える。弱点をついて登りに入る。所々に残置ハーケンなどもある。頭の中でルートは左左というイメージがあった。少々左に行きすぎた。岩稜を回り込むと、頂上直下の急な壁の下に出てしまった。右側のクラックにルートを取る。岩角にスリングを掛けランニングを取りながら慎重に越す、その上のガレた斜面を登ると山頂に手が届くところだ。右にトラバースして、ビレー点を作り、A荻君を迎える。しかし、出だしのクラックで彼は悪戦苦闘している。「ダメだー、張ってくれー!!腕がーッ!!」と、叫び声。山頂にはギャラリーが沢山いるのに………。何とかA荻君を迎え。右側の凹角から山頂の祠の横に飛び出す。ギャラリーの拍手が、何か照れくさい。
 時に17:00 斯くして、A荻君の36年越しの宿題は終わった。
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19日(日):今日はノンビリと下山だ。
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 連休の中日ということもあり、朝から槍の穂先は人の行列だ。
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 出発前、山荘の前で撮ったのだが、何故かピンぼけ。
 06:45山荘START。上高地12:40着。 
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プロフィール

seisho8611

Author:seisho8611
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出身;東京都
性別;男
趣味;登山・スキー・テンカラ釣り
   ・ランニング
(公社)日本プロスキー教師協会会員
   アルペンスキーステージⅡ
   INOUE K2 プロスキースクール所属
(公社)日本山岳ガイド協会認定
登山ガイドステージⅡ
アルパインクライミングガイド協会所属

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